セガはいつも夢でしかない。セガはいつも想い出でしかない。でも,夢や想い出で生きていくには,今のゲーム市場は十分に成長しすぎている。
セガ・エンタープライゼスは夏商戦以降の戦略や新作タイトルを紹介する「SEGA New Challenge Conference '99」を開催し,ドリームキャストの価格改定(2万9,800円→1万9,900円)を行い,ソフトも「バーチャファイター3tb」や「ソニックアドベンチャー」などをキャンペーン価格(5,800円前後→1,990円)で販売することを発表。
ちょっと前から話題になっていたドリームキャストの値下げですが,よもや1万円もの値下げは度肝を抜かれるものがありました。まぁ今更中途半端なことをしても火(プレステ2)に油を注ぐようなもの。それを考えるとまずまずと考えたいとこなのですが…。
価格改定にあんまり意味を感じられないのは何故だろう? ゲームをやる年代は随分とお金を持っている人たちだし,子供たちも僕が子供の頃と比べてすごいお金持ちだからだろうか。もちろん価格に誘発されることはあるかもしれないが(たぶん一時的にドリームキャストは売れるでしょうしね),それで開拓できるものには限界があるような気がする。スーパーマリオの居た任天堂やFFを世に知らしめたプレステには,セガとまったく違う視線の先がある。その視線の先にある“なにか”を掴めるかどうか,がゲーム市場の核なんだな。そして,それにことごとく失敗し続けているのが,やっぱりセガだった。夢を見させる存在としていつもあったセガ,ふと気付くといつも想い出として存在しているセガ。そしてその夢や想い出はいつも果たせられることがない空虚な存在でしかなかったんだ。
このニュースで思い出したようにSEGA BBSに行ってみる。こりゃまたとんでもなく荒れたりしてるのかなぁとちょっと興味津々で見てみると…本日午後2時にメインBBS閉鎖のお知らせ^_^;。まぁ仕方ないかな。私もここでひどいこと書いてると思いますが,Dreamcastには期待してるんでよ(今更遅い?)。ドリームキャストにやってくる明日に期待しませふ(^_^)。
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